社会福祉法人 甲山福祉センター 芦原デイサービスセンター Ashihara day care services center

文字サイズ

小中大
〒662-0842 兵庫県西宮市芦原町1番20号 アクセス
〒662-0842 兵庫県西宮市芦原町1番20号 アクセス

MENU

CLOSE

新しい世界・未知の職場

 平成29年3月31日に前職場の退職辞令 を受けました。その翌日の4月1日に西宮すなご医療福祉センターで服部理事長から採用辞令を頂きました。この2日間が私の人生の最も大きな転換点の一つになることは間違いないと思います。
 私は36年の間、西宮市消防局に勤務し、消防・防災に携わってまいりました。退職前の2月中旬に晴天の霹靂のごとく、甲山福祉センターから再就職のお話を頂きました。福祉に関して何の資格もスキルも、まして経験もない自分は、皆さんのご迷惑になることが目に見えるようで、お世話なっていいものかどうか本当に一週間悩みに悩みました。新しいことを始めるのは、今までよりもさらに大きなエネルギーが必要で、自分にそのエネルギーがまだ残っているのかも心配でした。決断するべき日が迫ってくる中、最終的に決め手となったのは「新しい世界、未知の職場」で60歳になった自分に違う可能性があるのか試したいという気持ちでした。
 この文章を書いていますのは、6月の初旬ですが、2ヵ月経った現在も、毎日新しく覚えることばかりで、また初めての経験が多く目が回るようなで、まるでジェットコースターに乗っているような感覚です。

 芦原デイサービスセンターのスタッフは、当然のことですが全員が福祉に関して私の先輩になります。しかし右も左もわからない福祉の素人の私を優しく受け入れてくださり、最も初歩的なことから懇切丁寧に何度でも嫌がることなく教えて頂いております。また私自身は、元気と声の大きさだけが取り柄だと思っていましたので、毎朝、利用者さんが来所された時には、大きな声で挨拶しながら出迎え、車椅子を押したりしていました。そこで若いスタッフの一人が次のように優しく教えてくれました。「利用者さんによっては、大きな声が特に苦手な方もいますし、日によって心と体の状態が不安定な方もいます。どの利用者さんにも同じような対応をしないでよく顔色と様子を見て、声掛けをするようにしてくださいね……。」 まさにそのとおりで返す言葉もありませんでした。本当の優しさとは何か、本当の気遣いとは何かをスタッフの動きと声掛けから学び、一日も早く身に着けたいと思います。
 60歳を超えて頭も固くなり、覚えも悪くなっています。また体力、気力も若い時のようには十分ではないはずです。しかし、私のモットーであります、「一期一会」と「日々是好日」をもう一度胸に刻み直し、地道な努力を続けますので、遅れてきた新人に温かいご指導を賜りたいと思います。皆様、よろしくお願い致します。

所長写真

所長谷保 和成

TOP↑